今注目の「イグ鍋」とは？

ホットケーキがトレンドになったことで、自宅でもホットケーキを作る人が増えているのはご存知ですか。一般的なホットケーキも人気ですが、最近ではスキレットを使用して作るドイツ産まれのダッチベイビーも流行っています。スキレットは海外産まれの小さなフライパンですが、実は日本にも丸くて可愛らしいサイズの「イグ鍋」というフライパンがあります。使い勝手がいいだけではなく、インテリアにもなるので一家に一つ取り入れてみてはいかがでしょうか。

「イグ鍋」を使うことで鉄分を補える!?

「イグ鍋」は岩手県の伝統的な南部鉄器の製法で作られたフライパン。南部鉄器の老舗「釜定」の三代目が生み出したこの「イグ鍋」はフィンランドでの在住経験が生かされたシンプルでモダンなデザイン。この美しいフォルムはどんなタイプのインテリアのお部屋でも合いやすいのも魅力のひとつです。また、「イグ鍋」は鉄製なので鉄分不足で貧血ぎみの女性にはとくにおススメのフライパンです。南部鉄器は鉄でできているので、毎日の食事作りに取り入れれば自然と鉄分不足を補うことができます。

「イグ鍋」はネジなどを一切使用していない

南部鉄器と同じ製法で作られている「イグ鍋」は錆び止めに漆を塗って焼き入れをしています。普通のフライパンは繋ぎ目があり、も持ち手の部分などが壊れ安いなどという弱点がありますが、熟練の職人が一つ一つ丁寧に作っている「イグ鍋」はネジなどを一切使用していないため壊れにくいという特徴があります。

錆止めを行っているのでお手入れをすれば非常に長く使うことができるフライパンです。新品の時は表面に油膜がない状態なので鍋ならしをしましょう。しまう時にはなじんだ油が落ちてしまわない様に洗剤をつかわずに洗い、火にかけて水分を除去するだけで大丈夫です。

「イグ鍋」のイグの由来とは？

「イグ鍋」のイグの由来は「釜定」のおばあちゃんが卵のエッグをイグと呼んだことからつけられました。名前の由来の通り玉子焼きやスクランブルエッグなどが美味しく作れるフライパンです。熱伝導が良いので忙しい朝ごはんの支度に使うのにも向いています。取っ手と本体のバランスがいいのでテーブルにそのままだすパーティー料理や、熱々の状態で食べたいフレンチトーストをつくるのにもおススメです。

デザインが可愛らしいので使わない時には壁にかけてインテリアとして楽しむのもよいでしょう。お菓子などをのせてお皿として使ってもお洒落にみえます。実用性とデザインの両方を兼ね備えた「イグ鍋」を使って素敵な生活をおくってみてはいかがでしょうか。