◎トリコロールカラーって？

トリコロールとは、フランス語で「３色」という意味で、一般的には、フランス国旗の色の青・白・赤の組み合わせをいいます。
青・白・赤の組み合わせは、とても爽やかで、夏にピッタリ。
マリン系のファッションでもこの組み合わせをよく見かけますよね。

◎トリコロールカラーは、アメリカの国旗の色でもある

じつは、７月になると、アメリカではこの色の組み合わせをよく目にします。
お店のディスプレイや、家のインテリアだけでなく、手作りカードでも、青・白・赤の組み合わせは定番中の定番。
では、なぜこの色の組み合わせが７月の定番なのかといえば・・・。
７月４日が、アメリカがイギリスから独立 した[独立記念日]（インディペンデンスディ Independence day)であり、アメリカの国旗の色が、青・白・赤を使っているからなんです。

◎4th of July　はお祭り騒ぎ

アメリカの独立記念日は、 4th of July(７月４日）という言い方もします。
この日は、まさにお祭り騒ぎ！！
みんなで花火をしてお祝いします。
渡米して初めて知ったのですが、日本と違ってアメリカでは花火ができる日が決まっていて、この独立記念日と元旦のみ。
独立記念日の１週間くらい前になると、スーパーの駐車場や空き地などに、白い大きなテントが沢山並びます。
テントの中では、いろんな花火が売っています。

渡米した最初の年、我が家も子供と一緒にできるものを購入しました。
独立記念日当日、子供達とこじんまりと手に持つ花火をしていたら、
「ヒュルルルル～～～、どーーーーーんん！！！！！ パーーーン！！！」
と、日本では花火大会でしかお目にかかれないような打ち上げ花火が、あっちでもこっちでも上がっているんです。
普通の住宅地なのに？？？
びっくりしている私たちを尻目に、斜め向かいのボブさんのお宅前には、たくさんの打ち上げ予定の花火が置いてあって、
成人した息子さんたちが花火師のように打ち上げ花火を上げていました。
ボブ家の花火は毎年恒例らしく、ご近所さんたちは、アウトドア用のテーブルと椅子、食べ物などを玄関先にならべて、花火鑑賞会。
日本と違って住宅地といえど道幅も広く、火事になるということはないのかもしれないけど、あまりの花火の迫力におどろいてしまいました。
そんな花火大会が、あっちの住宅地でもこっちの住宅地でも・・・。
スケールの大きいお祝いの仕方に、毎回驚きを通り越して晴れ晴れとした気持ちになったものです。

ぜひ、夏の定番色トリコロールカラーを、爽やかさだけでなく、アメリカのスケールの大きさにも思いを馳せて、インテリアに取り入れてみてはいかかでしょうか？

Sophia’s CARD factoryでは、７月のカレンダーのレッスンでトリコロールカラーを使った、クジラのかわいいデザインのものをお作りいただけます。
是非、作っていただいて、インテリアの一部として飾ってくださいね。
(お申し込み、お問い合わせはこちらまで　https://reserva.be/sophiacardmaking）

Sophia’s CARD factory 　水島真智子