今どきのキッチンスタイル

台所は女性の聖域、男子は厨房に入ることは許されないなどと言いまして、家族のために料理をするのは女性の仕事という時代錯誤な考え方をしていた頃がありましたが、今では共働きをしている夫婦が増えていることから、妻だけの負担にせずに家事を分担する夫婦が多くいるそうです。

そのことから趣味ではなく男性が日常的に料理をすることが流行ってきているとのことです。その理由には、自分で食べる物を自分で作ることで味付けなど自分好みの物を作ることができることであったり、作った物を妻や家族に美味しいと言って食べてもらえること、工夫ができる楽しさを知ったなどというようなことが挙げられます。

2人がそれぞれ家事をすることができれば、一緒に料理をしてコミュニケーション取ることもできますね。しかし一般的にあるキッチンのスタイルは、そもそも1人での作業を前提として設計されているものとされています。

キッチンあるある

1人で作業をするためにはコンパクトにまとまったことを重視されたほうが使いやすいのは確かでしたが、2人で並んで作業をするのは結構大変なことです。冷蔵庫に食材を取りにいこうとしたいのに、洗い物をしている夫の後ろは幅が狭すぎて通りにくいというような経験はありませんか。

家事を分担してやってくれたり、一緒にご飯を作ることは楽しいことなのにキッチンの幅が狭くて動きづらいことで、結局は自分で作ってしまったほうが早いと感じたことはありませんか。このような不便とされたことをすべて解決してしまうのが共同作業用キッチンです。

共同作業キッチン、おすすめの理由！

共同作業用キッチンとは、一時のトレンドであった対面式のキッチンのようにオープンスタイルのキッチンなのですが、それとは大きく異なるのは行き止まりのない回遊しやすいキッチンということです。今、このスタイルのキッチンがトレンドとなってきているのです。

ゆとりのある空間で、2人で作業をするときには、お互いがお互いを邪魔することなくそれぞれの作業ができるということがこのスタイルのキッチンのメリットです。もちろん1人での作業のときでも、対面式キッチンのように家族と会話を楽しみながら行うことができます。

一般的なキッチンでは1人で黙々と作業をし、家族に背中を向けた閉鎖的な作業空間という感じでしたが、これから先は明るく楽しく作業を行える空間として移り変わっていくのでしょう。これで共同で効率良く作業をすることができるようになり、お互いの料理の腕がますます上がってしまうことは間違いないですね。