見せる収納を上手に利用する

お部屋をすっきり保ちたいなら、とにかく収納しておけば良いとクローゼットや戸棚などにしまい込んでしまう方法もありますが、これだといざ必要なものが欲しいときに取り出しにくかったり、しまいに行くのが面倒で結局散らかってしまったりすることもあります。

しかし見せる収納をうまく利用すれば、お部屋をおしゃれに見せつつ、使いやすく生活がしやすい空間にすることができます。

家に入ってすぐの玄関は、おうちの顔ともいえる場所ですが、最近ではハンガーもかけられるような立てかけるタイプのシンプルな家具で、ここに帽子や傘、コートなどを置いておけるヨーロッパ風のスタイルを取るのも人気があります。

見せるタイプの家具を利用するときにはバランスが重要です

木製のスタンドならフレッシュで明るい印象になりますし、金属製のものを選ぶとアンティークっぽい印象になります。

お家のなかの収納は、見せるタイプの家具を利用するときにはバランスが重要です。リビングなら、よく座る位置からの目線などを考えて、あまり圧迫感がないようにするのがポイントです。

均等にボックス型が並んでいるタイプのオープン棚と言われる家具は取り入れやすいですが、中に何を入れるのかは慎重に選ぶようにしましょう。

たとえばボックスや引き出しなどを入れるならなるべく低い位置に入れておき、目線やそれ以上の位置には写真たてや植物など、飾っておきたいと思え、インテリアにもなるような小物を置くのがおすすめです。

見せる収納で部屋がセレクトショップのような空間に

また、玄関だけでなく、ベッドルームなどにハンガーラックを置いてまるでファッションセレクトショップのような空間を作るのも良いでしょう。

洋服やカバンなどファッションに必要なものははすべてウォークインクローゼットにしまってあるという方が多いですが、よく使用するお気に入りのワードローブは見える位置にハンガーラックにかけておくことによって、自分に必要な衣類も分かりやすく、服が増えすぎることも防げます。

衣類やリネン類を収納しておきたいときも、プラスチックケースなどに入れておくのではなく、ワイヤーでできたボックスなど、中身が見えるようなラックを利用するだけでもおしゃれ度がアップします。こうしたラックなら、中身が見えるため欲しいものがすぐに見つかりますし、ケースにしまい込んでしまうよりも布の風合いが分かるので、どこかほっこりした気分にもなれます。また、ラックなので軽くて持ち運びにも便利なので、たたんでからお部屋まで持っていくときなどにも使いやすいです。