引っ越し費用の相場って?

2016.11.10 -----

引っ越し費用の相場って?

新しい生活の場へとお引越し。それにかかる費用っていくらくらいかご存知でしょうか?また、数多くある引っ越し業者の中から、どれを選べば良いか悩む方もいるのではないでしょうか。ここでは、引っ越し費用の相場、その節約方法をご紹介します。是非ご覧ください。

引っ越しの為の予算を考えている方へ

引っ越し予算

賃貸マンションやアパートから新築の家にお引越し。結婚と同時に実家から嫁ぎ先へお引越し。引っ越しの種類って様々なものがありますよね。進学したり就職したりして、遠方の県外などへ引っ越す方もいます。

新生活に必要な調理器具や家具などの購入、マイホーム購入などに、随分お金がかかったけれど、引っ越しの費用も高いのか?と不安になることはありませんか?引っ越しは、専門の引っ越し業者へ依頼するのが一般的となっており、日本には230社以上の引っ越し業者が存在します。

では、どれくらいの費用がかかるのか知っておきたい方へ、相場や比較方法などをご紹介していきますね。是非ご参考にしてください。

費用は『タイミング』、『荷物の量』、『距離』で変わります

タイミング、荷物量、距離

引っ越し業者へ依頼するとまず、「見積もり」をしに担当者が訪問をしてきます。そこで、どんな荷物があるか、いつ引っ越すのか、引っ越し業者に対して何を希望するのかなどについて相談します。最後に、費用の見積書を提示されることになります。何を基準にして費用が決まっているのか?それは以下のような項目です。

◆タイミング
◆荷物の量
◆距離

タイミングとは、引っ越し日のことを言います。1年間で、2月~5月は「閑散期」、3月~4月は「繁忙期」となっています。繁忙期は、進学や就職を迎え新生活を送る人たちが増えるため、引っ越しに対しての需要が高まります。それに対応して引っ越し業者は、トラックの台数を増やしたり、人員を増やして引っ越し作業を行います。つまり、繁忙期の方が閑散期よりも、引っ越し代金が高くなるのです。

荷物の量とは、引っ越しの際にどれだけの荷物を運ぶ必要があるかどうかです。単身~家族(5人以上)など、人数によって荷物の量が違ってきますよね。冷蔵庫や洗濯機などの大きさも変わってきます。また、単身と言えども荷物の量は2人分以上ある方もいます。

引っ越しに使うトラックは、軽トラックのような小さいものから、大型トラックまで、様々な大きさが用意されています。つまり、トラックが大きくなればなるほど、引っ越し代金が高くなります。

距離とは、現在の家から新居までの距離のことを言います。車で数分の距離へ引っ越しをする場合と、遠方である県外へ引っ越しをする場合とでは、作業員の拘束時間が変わってきます。トラックにかかるガソリン代なども違ってきますよね。なので、距離が遠くなればなるほど、引っ越し代金が高くなるのです。

相場は?

株式会社引越し侍が運営しているホームぺージを見ると、人数別で全距離平均の費用相場を確認することができます。簡単にお伝えしておきますので、ご覧ください。

【単身】*荷物が少ない場合
◆閑散期:27,000円、繁忙期:36,000円

【2人】
◆閑散期:60,000円、繁忙期:80,000円

【4人】
◆閑散期:70,000円、繁忙期:108,000円

現在住んでいる場所から新居までの距離が近ければ近いほど、上記の平均相場よりも少なくなると考えていただければ良いです。ご覧のとおり、閑散期と繁忙期では、1万円以上の差があります。

この相場は、あくまでも「平均」となっています。引っ越し業者によって代金は異なりますし、オプションで付いてくるサービスなども異なります。また、「荷物の運搬のみ」のプランと、「梱包・取り付け」などを含めたプランでも差が生じてきます。

引っ越し費用を節約するには

引っ越し費用を節約

そこで、引っ越し費用を少しでも抑えたい方へ、以下のような節約方法をご紹介します。ご参考にしていただければ幸いです。

◆繁忙期を避ける
◆1ヶ月以上前に見積もりを依頼する
◆梱包は出来る限り自分で行い、「運搬のみ」のプランを選択する
◆荷造りを機会に、不要な物を処分する
◆見積り時に担当者に対して値切る

急に引っ越しが決まったり、引っ越し日を閑散期へとずらしたりすることができない方は仕方ありませんが、出来るだけ繁忙期を避け、見積り依頼は早めに申込みをするのがオススメです。見積り時が引っ越し日の直近だと、トラックや時間帯に空きが無い場合があります。すると、引っ越し業者はお客様の希望に合わせてトラックなどを準備するため、費用が高くなる可能性があります。

また、自分で梱包をする時間がない、梱包できない方は仕方ありませんが、出来るだけ荷造りを自分で行うのがオススメです。また、荷造りは使っていない物を処分する絶好のチャンスです。運搬のみの一番低いプランを選択する、荷物の量を減らすことができれば、引っ越し代金を安くすることができます。

さいごに

様々なサイトで、引っ越し費用について「一括見積り」をすることができます。キャンペーン情報などを見ることもできるので、様々な引っ越し業者を比較することができオススメです。どこの引っ越し業者にしようかお悩み中の方はぜひ利用してみてくださいね。少しでも安く、安心で無事に引っ越しが終わりますように、お祈りしています。

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