団信(連生団体信用生命保険)に入るべき!住宅ローンと保険

2016.08.04 -----

団信(連生団体信用生命保険)に入るべき!住宅ローンと保険

住宅を購入する、建てるというのはかなり大きなお金が必要になりますよね。家のお金、土地のお金、ライフラインをつなぐお金、家具、家電・・・などなど。

何百万、何千万というお金をすぐに用意できる方は少ないと思います。
そこで、みなさん住宅ローンを組んで月々返済をしていきますよね。

 

住宅ローンの不安

住宅ローンを組む際には大きな不安がのしかかることでしょう。

・多額の返済額、その額の大きさの不安
・月々の返済を続けていけるのかの不安
・自分に万が一があったときに、将来の返済に対しての不安

不安を抱えながらも一歩を踏み出すのが住宅の購入かもしれません。
しかし、勇気を振り出した一歩が思わぬ展開を招くことがあります。

家族の生活

家族ができ、子供が生まれ、家が必要になりました。
住宅の購入の際にあなたがローンを組み、多額の資金を用意し家を購入します。旦那さんがしっかりと働きながら、奥さんはお家で専業主婦として子供の育児に励みます。
理想の家庭かもしれませんね。

しかし、あなたがもし死亡してしまったら?事故に合い高度の障害を抱えるようになってしまったら?
そのお家の収入は途絶えてしまいます。奥さんがパートタイムで働いたとしても、旦那さんと同じだけの収入を得ることは難しいでしょう。

そうなると、今度は家のローンが返済できなくなってしまいますよね。
返済できないから、家を売るしかありません。しかし、家は一度使用されているため中古住宅として扱われてしまいます。新築として購入した額よりも大幅に値を下げて販売する事になります。

家を売ったとしても、まだ返済金額は残ってしまうでしょう。
これからの生活はどうしますか?家族が住む家はどうしますか?家族が、子供、が成長していくのに住む家がありません。
幸せな家庭が一転、お金のせいですべてが回らなくなってしまうかもしれません。

 

そんな時に役に立つのが団信という制度です。

 

団信とは?

団信(連生団体信用生命保険)とはローンの返済義務がある債務者の方に万が一のことがあった場合、その後のローン返済が無くなるという制度のことです。

団信とは?

つまり、あなたが住宅ローンを組む際にこの団信に加入しておけば、万が一のことがあったとしてもその後の住宅ローン返済は無くなります。
ここで、住宅ローンの返済が無くなると記載していますが、実際には住宅ローン返済がチャラになるわけではなくその後の返済額に応じた保険金が支払われます。その保険金を残りの返済に充てることで住宅ローンの返済をする必要が無くなるんですね。

主債務者への保険

この団信という制度はローンの主債務者に対して有効な制度です。
ローンを組んだあなただけに適用されるものなので、奥さんに万が一のことがあった場合は支払われることがありません。
もし奥さんがいなくなってしまったら?あなたはそのまま働き続けられるでしょうか?子供のお迎えは?ご飯は?

とても今までと同じ生活を送ることはできないでしょう。
それでも住宅のローン返済は毎月行わなければいけません。ということは、それだけの仕事をし、収入を得なければいけないわけです。

万が一のことが起きてローン返済に困るのは、なにも主債務者が死亡した時だけではありませんね。
夫婦どちらか一方に万が一が起きてしまうと、それだけで生活がガラリと変わってしまいます。

 

夫婦どちらも加入する保険

先のような場合のために、夫婦2人ともに保険を掛けるパターンがあります。

これも様々なコースがありますし、ローンを組む銀行によりその制度の名前や中身は異なるため一概には言えませんが簡単にご説明します。

夫婦どちらも加入する保険

夫婦個々での考え方

これは、夫婦2人で住宅ローンを組む方法です。
夫婦のどちらも債務者となり、団信に加入することができます。2人ともに団信がかけられるため、主債務者だけの保険と違い安心ですよね。

この場合、どちらか一方が死亡した場合はその人のローン分だけが保険として支払われます。
仮に、夫が死亡された場合には夫の団信が適用されるので、夫分のローン残高は保険金として支払われます。しかし、妻のローン支払い義務はそのまま残るのでその先も住宅ローンを支払い続ける必要があります。

夫婦ペアとなる考え方

実際の主債務者が旦那さんであったとしても、奥さんが連帯債務者として登録されている場合です。

この場合、夫婦どちらかに万が一のことがあった場合には残りのローン残高がすべて保険金として支払われます。
どちらか一方が死亡してしまった場合でもローン残高がすべて支払われるので、残された家族も不安が少し和らぎますよね。

この保険は、各銀行によって名称が違いますので興味のある方はご自分の銀行担当者に少し確認してみるといいかもしれませんね。

 

さいごに

起きたら嫌だけど、何か行動を起こすときには「最悪のパターン」を想像してしまうものです。
最悪の場合ばかり考えていてもどうしようもない、と言われることもありますがやはり家族のこと、将来のことをしっかりと考えてから安心して行動を起こしたいですよね。

そのためにも、住宅ローンを組む際の保険に関してはしっかりと考えておくべきでしょう。
現在では、そういった消費者に寄り添った保険が多く準備されているので一度確認してみてはいかがでしょうか?

Filmでは、そういった住宅ローン、保険に関してのご相談も受けております。
興味のあるかた、少し不安があって踏み出せていない方、よろしければご相談ください。

ご相談はこちらから

 

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