家の床掃除やお風呂、トイレや階段などの掃除は、定期的に行っていますか？年末の大掃除の時は、換気扇の中など細かい部分まで掃除することになるので大変ですよね。カーテンやブラインドをなかなか開けない人は気が付かないかもしれませんが、窓には外側にも内側にも様々な汚れがついています。

掃除機ではなく拭き掃除がメインとなる窓掃除。取り掛かるにはやる気も必要です。年末の大掃除の時に窓も掃除する人もいると思いますが、季節的にオススメなのは実は「秋」だったのです。
ではなぜ秋に窓掃除が向いているのか、その理由と窓掃除の重要性、方法をご紹介していきます。是非ご覧ください♪

窓の汚れの原因は何？

窓は、外側と内側で汚れの種類が違います。外側は外気に触れる場所、内側は屋内の空気に触れる場所だからですね。具体的に言えば、外側は、風や雨が運んできた土や砂や黄砂、花粉、車の排気ガス、鳥のフンや虫、クモの巣などがあります。

内側は、キッチンからの油が水蒸気となったものや手あか、タバコのヤニ、ホコリなどがあります。窓掃除の時に忘れがちなのが、サッシの部分ですが、サッシには髪の毛やほこり、外から舞い込んだ砂、結露の放置によるカビなどがあります。

窓掃除は年末大掃除の時に行うもの？

窓掃除は、年末の大掃除の1部分として気合を入れたい場所かもしれません。しかし冬は寒く、窓を開けるのも億劫になりがちです。だからと言って内側だけでは、窓は綺麗になりません。そこでオススメなのは、秋です。秋に窓掃除をするメリットは以下のようなものがあります。

◆窓の外側や内側、気温など快適に掃除ができる
◆ホコリや汚れを落としやすい

窓掃除の基本は、外側と内側の両方を拭き掃除することです。つまり、窓を開ける必要が出てくるので、暑くも寒くもない秋がオススメなのです。また、ホコリや汚れは、湿気が多い方が簡単に落ちやすくなります。また、拭き掃除中も、乾燥していると洗剤がすぐに乾いてしまったり、拭き後が残ってしまったりします。なので、空気が乾燥する冬が来る前に掃除をしてしまうのがオススメなのです。

窓掃除のオススメ方法はコレ！

窓掃除と言っても、具体的に何からすれば良いのか分からない方へオススメの掃除方法をご紹介します。まず、ホコリや汚れは下に落ちる物なので、掃除は何事も「上から」が基本ですよね。そして窓の場合は「外側」から掃除をすることをオススメします。
水で濡らした新聞紙を使うと汚れが良く落ちます。実は新聞紙のインクに含まれている成分が汚れを吸い取ってくれるんです。

そして次に「内側」を掃除します。ガラス用の洗剤を雑巾に吹きかけてから窓を拭きましょう。また、汚れを何度もこすり付けないように、バケツに水を用意して、雑巾は小まめに洗い綺麗なままを保ちましょう。ガラス用洗剤を、直接窓へ吹きかけるのはNGです！洗剤の乾くスピードに差があったり、拭く時にムラが出てしまうためです。

なぜ外側から掃除をすると良いのかというと、外側をまず綺麗にしておくことで、日光を利用して内側の窓の汚れが目立つからです。汚れや拭き残しが見やすいと、掃除もしやすいですよね。窓の掃除方法は、洗剤付きタオル→水拭き→空拭きの順で行いましょう。新品のタオルだと繊維が残りやすいので、ある程度使ったタオルの方がオススメです。

そして、サッシも忘れずに掃除をしましょう。オススメは、一度掃除機でホコリや髪の毛を吸い取ってから、雑巾で拭き掃除をすることです。細かい部分は、使い古しの歯ブラシなどを使ってもOKです。

窓掃除をすると良いことがたくさん！

窓が綺麗になると、以下のようなメリットがあります。

◆部屋の中が明るくなる
◆部屋の中からの景色が鮮明になる
◆窓が綺麗だと開かれた未来が訪れる（風水）

綺麗になった窓は、日の光を通しやすくなります。また、部屋の中から外を見ると、くもりが無く綺麗な景色を見ることができます。お庭の芝生や木、花壇や夜のアップライトなどがより鮮明に見られると素敵ですよね。

さいごに

秋に窓掃除をすると良いという理由は分かっていただけたでしょうか？秋は、寒くもなく暑くもなく、乾燥しやすいわけでもないのです。1年の汚れを年末より前倒しして、秋に行ってはいかがでしょうか。オススメの天候は曇りです。洗剤や水の乾きが遅いと、水あとが残らず、綺麗に仕上げることができます。

また、冬の大掃除は他にもすることがたくさんあるかもしれません。窓掃除もしておきたいという人は、秋に念入りにしておけば、年末は乾いた雑巾で軽く拭くだけで終了です。綺麗な窓で外の景色も鮮明に！秋なら部屋を暗くして十五夜のお月様を見るのも良いですね。

仕事や育児が忙しくて時間が無い方や、掃除が面倒な方は、ハウスクリーニングというプロの業者に依頼してみるという方法もありますよ。