物が多くなればなるほど、収納の必要性が高くなりますよね。また収納の数が多いほど、家の中にある細々とした物をスッキリまとめることができやすくなります。
あなたのお家にある収納の数は足りていますか？

収納は、「片付ける」ことが第1の目的ですが、最近「見せる」ことが目的にもなりつつあります。つまり、物を収納しつつ、見た目も楽しむということですね。見せる収納は、家の中のどんな場所にも適しています。

ここでは、キッチン周りや子供部屋に作る「見せる収納」について、オススメな収納術をご紹介していきます。是非ご覧ください！

収納って大切ですよね

収納は、家の玄関からリビング、キッチン、トイレ、洗面所、子供部屋、寝室などまで、どの場所にあっても助かるものです。靴箱が無ければ、玄関にサンダルやブーツなどが散乱してしまいます。子供部屋におもちゃ箱が無ければ、子供がおもちゃを踏んで転んでケガをする危険があります。ケガや大事故に繋がらないためにも、「収納場所」へ物を入れるのは大切です。

収納には色々な種類があります。和室の押入れ、ウォークインクローゼットなどに物を入れれば、見えることがないので部屋自体はスッキリしますよね。お客様が来た時も、見られたくない物は隠すことができます。キッチンやリビングのテレビ台などにも、扉がある場所へ物を片づければ、人目につくことはないです。

一方で、全て扉の中にしまうことは不可能に近いですよね。使う頻度が高いものは出しっぱなしの方が便利ですし、手の届く場所にあれば時間短縮にもつながります。しかし物が散乱しないためには、整理整頓が必要だと思いませんか？つまり、見えるところに収納をするということになります。

人目につく場所へ収納する時、どうしても片付けた後の見た目が気になってしまいます。この見た目をどのように工夫して「良い」ものにすれば良いのかについてご紹介していきます。

【キッチン周り】

キッチンには、スプーンやフォークなどの細々とした物から、フライパンや鍋などの大きな物まで様々な形をしたものがあります。調理中は、食材に気をとられることが多いので、調理道具などはサッと準備出来る方が良いと思いませんか？いちいち棚から出してくるのは面倒だという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

キッチンの向かい側が壁の場合は、その壁にパネルとS字フックを置くことができます。フライパンや鍋、まな板、トングなど、なんでも引っ掛けることができるので、すぐに手に取って使えるようになります。ただ置くだけでは「見せる収納」にはなりませんので、置く物や置き方がポイントとなってきます。

◆デザインを統一
◆色を統一
◆メーカー統一

フライパンなどの調理器具は、形は似ているかもしれませんが、メーカーによって色やデザインが違ってきます。ポップな色や黒、銀色などが混合していると、見た目がまとまりづらいです。ですので、上記のような「統一感」を出すために、メーカーなどを揃えることがオススメです。

カラフルなパスタや形の可愛いパスタなどは余っていませんか？塩や砂糖などの調味料や、少しずつ使っていくパスタなどは、透明のビンに入れて飾るのがオススメです。ビンは100円均一にも売っているので、同じ形の物を使って統一感を出せば、よりスッキリ見せることができますよ。

【子供部屋】

ここでの子供部屋は、小学生以下のお子様が過ごす部屋だと思っていただきたいです。まだまだ細々としたおもちゃが欲しがる年頃です。ゲーム機本体やゲームのソフト、ぬいぐるみや人形、車のおもちゃなど、様々な大きさの物がたくさんあるのではないでしょうか。

子供には、「収納」を身に付けて欲しいと思いませんか？日常的に片付けをしていれば、おもちゃは使ったら片付けをするのが当たり前になってくれるので、部屋を綺麗に保つことができます。おもちゃを踏んでケガをする可能性が低くなりますし、スッキリとした部屋にいれば勉強に集中しやすくなります。

子供部屋の収納は、基本的に全て「見せる収納」をすることがオススメです。棚の上に置く、カゴに入れる、壁に飾るなど、子供が自分で収納しやすいようにしてあげましょう。クローゼットに物を入れようとすると、雑になりがちで収納自体も面倒くさがってしまいます。

1つ1つを丁寧に収納していくというのは、小さなお子様には難しいです。オススメは、大きめのカゴを用意することです。収納場所を固定し、同じデザインのカゴをいくつか置いておけば、お子様はそこにおもちゃをまとめて入れるようになってくれます。

車のおもちゃやぬいぐるみなどは、飾ると素敵な部屋が出来上がります。おもちゃを並べられるような棚を作るのがオススメです。

さいごに

以上、見せる収納について、キッチン周りと子供部屋のオススメ収納術をご紹介してきました。家の中を見渡すと、使っていない空間が意外とあります。その場所を、見て楽しめるように有効利用できると良いと思いませんか？

キッチンでは使い勝手が良いように、子供部屋ではお子様の教育に、上手に見せる収納を楽しんでみてくださいね。