同居する?二世帯住宅?「近居」という住まい形態

2016.01.20 -----

同居する?二世帯住宅?「近居」という住まい形態

最近の住宅関連のニュースでは、「同居・二世代住宅」等という話題が良く出ておりますが、以前のように「家を継ぐ」という意識が下がり「近居」という言葉もあります。家を建てるという事は人生において最大の夢であり、だれでも自分の好きな場所に住みたいと思う場所がありますが、事情により親と同居や二世代住宅・近居を選択しなければならないようになって来ました。

その際に一番重要な事は、お互いのプライバシーを、どこまで守り許容できるかで、成功するかが決まります。

台所は世帯ごとに別々にすること

親との「同居」は、予算が一番少なく済みますが、可能であるならば、せめて台所だけは別々になるように改造した方が良いので検討してみましょう。

男性側からすれば、台所くらいは一緒でも良いのではと思うかもしれませんが、女性側としては「台所は女の城」と言われるように、調味料1個・皿1枚の置き場所でも、相手側に気兼ねするほどデリケートな場所です。

夫婦で十分に話し合うのが大事

自分の親と同居するのであれば、何の気兼ねも無く、普通のままに過ごせますが、その家に入るパートナーは、必用以上に気を遣う事を忘れないでおきましょう。
パートナーが十分に納得・了解すれば良いのですが、無理強いの説得であれば、その後の生活はお互いに不安定になる可能性がありますので、パートナーと十分に良く話し合う事が重要です。

「二世帯住宅」の場合は、一軒の家をアパートのように使用するので、多くは家を建て直す事が多いでしょう。この際には、どこまでが供用箇所であり、お互いの居住範囲はどこからかという箇所を明確にしておき、供用箇所の掃除分担も決めておきます。相手の居住範囲に入る時は、必ず声掛けをして了解を得てから入るようにして、お互いのプライバシーを守るようにします。

「近居」は「スープの冷めない距離」と言われてるように、お互いに家族の様子がわかり、プライバシーも守れます。

二世代同居と近居、それぞれのメリット

同居・二世代住宅の良い点は、予算が少なく済むという事があり、その分の費用を生活費等に充てる事ができますが、水道・光熱費等の供用費用は分割するか、あるいは毎月決めた額の料金を渡すという方法も有ります。

「近居」の場合も含めて、小さい子供さんが居れば、手伝い・協力を頼む事ができ、保育園への送り迎えや、学校行事等への参加など、あるいは家族の病気などに対しては、他人では出来ない協力を得る事ができます。

最初に書きましたが、お互いのプライバシーを守るようにすれば、成功への一番の鍵になります。

photo by IAN Chen

ちらもおすすめ

Filmパートナー※並びは50音順です。

  • 朝日木材産業株式会社
  • 株式会社あめりか屋
  • 有限会社いとしん
  • 井波木材
  • 株式会社いわほり
  • ウッドライフ国見
  • 株式会社MITecFukui
  • 大須賀技建株式会社
  • 岡島建設株式会社
  • 株式会社小澤工務店
  • 有限会社海道建築
  • カズクリエイトオフィス
  • 木沢建築株式会社
  • KIYOKAWA
  • 久保田工業株式会社
  • 宏栄建設株式会社
  • COLOの家
  • 柴田商事株式会社
  • 有限会社大同工務店
  • 中井建築
  • ナカヒロハウジング
  • 成本工業 有限会社
  • 有限会社南部木材
  • nicospace 寺尾製材所とつくる家
  • 丹羽建設鋼業株式会社
  • ハマホーム
  • 有限会社不動建設
  • マツケン工業株式会社
  • 株式会社水元工務店
  • 株式会社三田村工務店
  • モジュールホーム
  • 株式会社矢佐組
  • eugueユーグ
  • リーフハウス
  • エヌデザインワークス 株式会社
  • 峯山建築
  • 坂下工務店
pagetop