高齢者の住む住宅のバリアフリー化、どの程度進んでいるの?

2016.01.21 -----

高齢者の住む住宅のバリアフリー化、どの程度進んでいるの?

日本は世界一の長寿国

日本の平均寿命は現在男性で80歳、女性で86歳と世界一の長寿国となっているというニュースがあります。生活習慣病といわれるがんや脳卒中などで若くしてなくなる人もいますが、多くの人が80歳以上、90歳以上と長生きをしています。

しかし最近よく聞く健康寿命というと男性なら70歳、女性なら73歳というデータが出ていてそのころから健康を損ねたり足腰が弱ってしまい、多少はありますが不自由な生活を強いられてしまうのです。目が見えにくくなって段差に気づかなかったり、足が上がりにくくなれば少しの段差でつまづいて転びやすくなることが多いです。

特に女性の場合は骨粗しょう症になりやすく少し転倒をしただけでも骨折をしてしまうことがよくあります。また脳梗塞などの後遺症で手足が不自由になれば杖や車いすの生活をしなければなりません。

高齢者にとって家の中は危険がいっぱい

高齢になればそのような状態にいつ誰がなるかわかりません。つまづいて骨折をしてしまうというケースは実は家の中で起こることが多いのです。

部屋から部屋に行くときの敷居でうまく足が上がらなくてつまづいたり、玄関に降りようとしたとき足を踏み外したり、カーペットの端が少しでもめくれ上がっていた時など、普通に歩いているつもりでもつまづいて転倒するということがよくあるのです。

また車いす生活になると毎日過ごす家の中の段差はとてもネックになってしまいます。

転倒の危険から回避するためにもバリアフリー化が必要

そのようなことで高齢者の住む住宅はバリアフリーにする必要があります。若いころに建てた一戸建てにずっと住み続けるならバリアフリーにリフォームをする方が良いでしょう。

家じゅうの段差をなくすことはもちろんですが、手すりを付けることも必要になってきます。手すりは階段に限らずどこにあっても安心です。トイレや浴室などにもあれば立ち上がるときに便利です。

公共の施設などは80%以上がバリアフリー化

このように高齢者が住みやすいような住宅のバリアフリー化は現在どの程度進んでいるのでしょうか。公共の施設や鉄道関係などは80%以上がバリアフリー化されたトイレを設置したりフラットな床にして高齢者や障がい者も使いやすいようにされています。

しかし個人の住宅や賃貸住宅に関してはまだバリアフリー化にしていない場合が多いのですが、リフォームや新築でバリアフリー化をすることによって国から補助金が出たり、介護保険をかけていれば手すりを付けたりすることに対して補助金が出たりする対策がされているので、ますます高齢化社会となる今後、そのような補助金を利用して住宅をバリアフリー化し、骨折などを防いで健康で長生きできる社会を国をあげて目指しています。

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