家、部屋の臭いって独特なものがありますよね。洗濯物の良い香り、お香や芳香剤などの良い香りなら、その空間に居ても過ごしやすいですが、タバコの臭いやカビの臭いなどは、不快で気分が悪くなってしまう恐れがあります。

その嫌な臭いについて、取り除くオススメの方法がありますのでご紹介していきます。是非ご覧ください！

臭いの原因は？

部屋の臭いには、以下のような原因が考えられます。

◆キッチンから出た調理臭
◆臭いの強い食べ物
◆家具（カーペット、じゅうたん、ソファなど）についた汗や油
◆寝具（ベッド、布団など）についた汗や油
◆タバコ

布製の繊維がある物は、臭いを吸収しやすく、消しにくい性質を持っています。洋服やタオルなどは、汚れたり使ったりしたら、すぐに洗濯することができますよね。
しかし、上記のように大きな物は、洗濯機に入れることができず、購入してから使えなくなるまで、一度も洗濯をしないということもあり得ます。

タバコから出るヤニは、壁や床、天井などについてしまいます。ヤニが蓄積していくと「黄色」になってしまい、こすっても簡単に落ちなくなってしまいます。

普段どのような対策をしていますか？

あなたが「嫌な臭い」に対して、いつも行っている対策方法は何でしょうか？例えば、以下のようなものがあります。

◆窓を開けて換気をする。
◆換気扇を付ける。
◆空気清浄機を置く。
◆消臭剤をまく。

これらは、一般的に知られていることでもありますが、「一時的」なものだということを知っておいていただきたいです。
上記でご紹介した根本的な原因を取り除かないと、嫌な臭いの繰り返しとなってしまいます。

身近にある「物」と「道具」を使って徹底除去！

臭いには、「酸性」と「アルカリ性」があります。汗や油の臭いは酸性、タバコや食べ物の臭いはアルカリ性となっています。
酸性にはアルカリ性、アルカリ性には酸性の物を使用すれば、「中和」することができます。
つまり、臭いを除去したいのならば、反対の性質をもつ物を使うと良いということですね。

では、あなたの身近にある「物」と「道具」を使って、臭いの原因を取り除く方法をいくつかご紹介していきますね。

キッチンの排水口

【アルミホイル】

キッチンの排水口は、常に濡れていることが多く、湿気をエサにするカビが生えやすい場所です。
また、調理や食べ残しなどがたまりやすく、ヌメリなどが生じやすい場所でもあります。それが原因となって、嫌な臭いが発生します。

アルミホイルを小さく丸めて排水口に入れておくだけで、カビやヌメリなどに含まれる雑菌を殺したり、増殖を防ぐことができますよ。

カーペット、じゅうたん、ソファなど

【重曹×掃除機】

アルカリ性の重曹を、汗や油、汚れが染み込んでいるものに直接振りかけます。
数時間、1日など放置した後、掃除機でくまなく吸い取りましょう。重曹には、除菌効果と、雑菌の増殖を抑える効果があります。
湿気を吸い取ってくれるので、カビなどが増殖するのを防いでくれます。

つまり重曹は、発生している臭いの原因を消すと同時に、これから発生する可能性のある臭いを防いでくれるのです。

カーテン、ぬいぐるみなど

【重曹水×スプレーボトル】

重曹をまくことができないものには、重曹を水で薄めて液体化させたものを、スプレーボトルに入れ、吹きかけましょう。効果は上記と同じです。

畳

【酢×お湯×雑巾】

畳は、湿気や汚れ、汗などを吸収しやすい性質を持っています。
食べ物や飲み物をこぼした時、すぐに拭かないとシミが残ってしまいますよね。また、布団や大きな家具などを置きっぱなしにしておくと、カビが生えやすいです。
そこでオススメなのは、酢とお湯を使って雑巾がけをすることです。畳の目に沿って拭くのがオススメです。

注意点は、湿った状態を放置しないことです。固く絞った雑巾、または乾いた雑巾などで再度畳を拭くことを忘れないようにしましょうね。

タバコ

【水×雑巾】

タバコの臭いは、普段吸っている人なら慣れているかもしれませんが、吸っていない人には不快なものです。
タバコの臭いに敏感な人もいて、気分が悪くなってしまうこともあります。

タバコの臭いが気になる場所を、雑巾を使って水拭きをしましょう。特に、壁や床、家具など、「ヤニ」がついて黄色くなっている場所を重点的に行うのがオススメです。

さいごに

生活臭というのは、そこで生活をしていれば必ず発生するものであり、必ず防げるものではないかもしれません。
しかし、毎日、1週間など定期的に掃除をすることで、臭いを原因から取り除くことができたり、更に強くなる可能性のある臭いを防げます。

強くなってしまった臭いを取り除くのは、時間も体力も使います。臭いが強くなる前に、簡単な掃除で対策をしてみてくださいね。

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