冬は夏と違って寒く、普段通り過ごしていると汗をあまりかきません。

しかし、「足」は汗をかきやすくなっていることをご存知でしょうか。外出している時は冬用の靴を履きますが、夏よりもムれやすく、臭いも気になりやすくなります。
ここでは、冬靴の除菌方法と、臭い対策についてご紹介しています。是非ご覧ください。

冬に履く靴とは？

冬に履く靴には、どんなものがあると思いますか？
雪や雨が降った時の為に、足やズボンなどが濡れないようなブーツや長靴があります。また、ムートンブーツや分厚いスニーカーなど、防寒できるものがあります。

これらを履く時は、素足ではなく、靴下やタイツを履くのが一般的です。また、寒さが厳しい日は、重ね履きをしたり、タイツのデニールが分厚いものになりがちです。

一方、夏は暑いので素足になることが多いです。履くものもサンダルやミュールなど、通気性が良く涼しいものが多くなります。
つまり、足元がムれにくいということですね。もちろん、スニーカーやパンプスなど、靴下やストッキングを履いてから履くものもありますが、冬よりは薄手になりやすいです。

冬は細菌が繁殖しやすい！？

冬靴の中は、「湿気」が多くなります。

湿気が多いとどういったことが起きるのでしょうか？湿気を好む細菌は、「カビ」です。
白カビなら丁寧に洗い流せば取れますが、黒カビは洗ってもなかなか取れないので、やむを得ず靴を処分することになってしまいます。

また、冬は地面が渇いていることが少ないです。早朝や夜中は結露していたり、1日中雪が積もっていたりします。ブーツなどを履いて出かけると、たちまち濡れて汚れてしまいます。それが湿気の原因となるのです。

冬は、体温を上げようとして新陳代謝が高くなるので、汗をかきやすくなります。つまり、通気性の悪い靴を履くと、足がムれやすく、カビや臭いの元になる細菌が繁殖しやすいのです。

オススメの除菌方法＆臭い対策

では、冬靴に使える除菌方法と、臭い対策をご紹介していきますね。

◆除菌・消臭スプレー
◆吸湿剤
◆防水スプレー
◆除湿剤

除菌スプレーや消臭スプレーは、冬靴を使用した日の終わりに吹きかけるのがオススメです。つまり、「毎日」ということですね。

また、冬靴を脱いだあとでも、湿気が多いので、「吸湿剤」を入れておくことがオススメです。靴の中までとても濡れているという時は、サンルームや玄関内などできちんと乾かしておきましょう。新聞紙は吸水しやすいのでオススメです。

雪や雨で濡れるのを「防ぐ」という方法もあります。それは、防水スプレーを吹きかけることです。全体にまんべんなく行き渡るように、少し離れて吹きかけるのがオススメです。完全に乾くまで時間がかかるので、冬靴を履いていく日の前夜にすることをオススメします。また、こまめに吹きかけておくことが効果を持続させるポイントです。できれば、履いた日の終わりに毎日吹きかけておきましょう。

靴箱も、湿気が多い場所となっています。冬靴に対して除菌対策などを行っても、靴箱にしまうと意味が無くなってしまうこともあります。靴箱には、除湿剤を置きましょう。また、閉めっぱなしにして湿気が溜まらないように、定期的に一定時間開けておくことがオススメです。朝起きてから出かけるまでの時間だけ、靴箱を開けておくと、毎日の日課になって良いですね。

さいごに

冬に使う靴でも、しっかりお手入れをしておけば、カビや臭いが気にならなくなるということを、知っていただけたでしょうか？ブーツなどの冬靴は、足が濡れないようにしてくれる便利な靴です。一度カビや臭いが発生すると、完全に落ちるまで手間ひまがかかります。

私のオススメは、毎日同じ靴を履かないことです。1日だけでも「濡れる」ことを避けてあげれば、完全に乾いた状態でまた使用することができます。是非、お試ししてみてくださいね。