三世帯同居に対応した良質な木造住宅の整備促進

2016.02.25 -----

三世帯同居に対応した良質な木造住宅の整備促進

27年度補正予算案

国の希望出生率1.8の実現に向けて三世帯同居のための住宅を新築した場合に補助金が出ることが決まりました。従来の長期優良住宅、ゼロエネルギー住宅については3月15日申し込みまでが期限ですが、長期優良住宅の条件をクリアし、かつ三世帯同居の条件を含む住宅については6月まで補助金申請が延長されています。

三世帯同居を考えている方はこの機会に検討されると良いでしょう。国は随時全国のグリーン化事業事務所に実施案件のアンケート調査を行っています。具体的な実施案件があれば補助金を見込めるようです。

三世帯同居住宅の条件とは?

キッチン、浴室、トイレ、玄関のうち、いずれかを2つ以上住宅の中に複数個所設置する家を「三世帯同居の家」と定義しています。原則として、キッチンは給排水設備と接続されたシンクがあること。コンロまたはIHクッキングヒーターが設置されていること、換気設備があること。

浴室については給排水設備及び給湯器に接続された浴槽またはシャワーがあり、防水の措置がされていること。トイレは大便器が設置されていること。小便器のみでは要件を満たしません。玄関は玄関扉と土間があること。勝手口や、外側から施錠できない出入口は玄関とみなしません。

三世帯同居加算

長期優良住宅であることが第一条件ですので、この分の補助金100万円(ゼロエネルギー住宅は165万円)。県産材使用で20万円。三世帯同居加算は30万円で、すべてクリアすると150万円もの補助が得られます。国から認められた第三者機関が長期優良住宅の認定を出しますし、住宅履歴サービスにも入るので、長く次の世代に受け継がれる家ができます。

また、税制面でも優遇される部分もあるので、三世帯住宅はいろいろお得ですね。

家族みんなで住むということ

世代が違う者同士が住むというのはそれだけで大変なことです。また、家族とはいえ半分は他人です。育った環境も違います。当たり前だと思っていたことが、当たり前じゃなくなる瞬間があったりします。ですが、メリットも非常に大きいですね。 期末テスト勉強している娘に祖父が「勉強してえらいな~今日できないことでも落ち込むことは何もない。そうやって続けていればいろんなことがいいように変わっていくよ」と声をかけていました。

母親としては期末テスト期間中に勉強するのは当たり前。特段ほめるようなことではないわけです。「もっとやれよ」と言いたくなるところです。でも、褒められた子は嬉しくて、またやる。親世代は時間的に余裕がないのできつい言葉を子供に掛けがちになります。そこを余裕のある人が自然とフォローしてもらえる。よく聞くと祖父の言っていることもわりときついことなのですが、娘は少しの時間膝に手を置き、祖父の話をじっと聞いていました。こんな風に自分では埋められない部分をほかのだれかが埋めてくれる、そんな時間やかかわりも三世帯同居の大きなメリットかもしれません。

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