慌ただしく過ぎる日常から少し離れて旅行に出かければ、普段は見慣れない景色に出会ったり、素敵な風景を眺めて気分もリフレッシュすることができます。思い切って遠出するのも良いですが、なかなかゆっくり旅行できないという方には、都心からも日帰りでいける観光スポットがお勧めです。中でも、まるで心が洗われるような美しい景色に出会える観光スポットがあるので、せっかく出かけるなら自然の美しさを堪能できる場所へ出かけましょう。

都心からの日帰り旅行は茨城県がおすすめ

都心からも気軽に出かけられる観光スポットが点在するのが、都内からでも車で出かけられる距離にある茨城県です。特に、国営ひたち海浜公園は、茨城の代表的な観光スポットの一つ。広々とした公園は開放感に溢れ、訪れる季節によって違った表情を見せてくれるのが魅力です。春の晴れた日に出かけると、青空の鮮やかなブルーを投影したかのように、清々しいブルーの花々が見渡す限りに咲き誇っている風景に出会うことができます。日頃忙しく過ごしている人も、思わず深呼吸したくなるような気持ち良い風景です。また、7月頃から9月頃にかけては、若葉色だったコキアが一斉に真っ赤になり、可愛らしいもこもこしたコキアの風景に癒されます。

茨城の代表的な絶景スポット、筑波山

また、茨城ではシンボル的な存在として知られる筑波山も絶景スポットとして知られています。一日の中でも何度も山の色が変化するこの山は、標高877m。つくば山の周辺一帯は、水郷筑波国定公園として指定されており、ケーブルカーに乗って山頂駅まで簡単にアクセスすることが可能です。もちろん、徒歩で上ることもできるので、最近運動不足だと感じる方は、体をほどよく動かして気持ちよく汗をかくこともできます。筑波山を臨む景色は、雄大で大自然の息吹を肌で感じられるのが魅力ですが、昼間の時間帯だけでなく夕暮れ時にもまるで絵画のような幻想的な雰囲気の筑波山を眺めることができます。

東洋のナイアガラ、群馬県の吹割の滝

さらに、自然が作りだすダイナミックな美しさを味わえるのが、群馬県にある吹割の滝です。この滝は、天然記念物にも指定されていて、「東洋のナイアガラ」という名が付いているくらい有名な滝です。圧倒的な滝の流れを眺めていると、日常感じている雑然とした思いが綺麗に洗い流されていくような感覚になります。そして、滝がある場所はマイナスイオンが沢山あるため、ストレスが溜まっている方にも効果的。滝の周りには散策道があり、静かに並ぶ木々の間を歩いているうちに、気持ちがすっきりして心身ともに癒されます。