住宅ローンを組む際に一番悩むこと、それが金利だと思います。金利が低い時にローンを組んだ方が返済額が少なくて済むのでお得な気がしますよね。
確かに、金利が低いということは借りた額に上乗せされる金額が少ないということなので金利は高いより低い方がお得になります。

金利に関してはこちらをご参照下さい

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住宅ローンを組む際に気になるポイントがもう一つ！
それが「固定金利」と「変動金利」の選択でしょう。

これも金利額と同じように重要なポイントです。
今回は固定金利と変動金利に関して。

固定金利とは

固定金利とはその名のとおり、金利が支払期間の全期間を通して変わらないタイプです。
借り入れの時に提示された金利が、これから先の支払期間ずっと変わらないということです。

一般的には変動金利よりも高い金利が設定されていますが、今後の情勢によって金利が変動することはありませんので支払額が変動することはありません。
支払額が変動しないので、先々の計画を立てやすく安心できますね。

変動金利とは

変動金利とは、金融情勢の変化に伴い定期的に金利が変動するタイプです。金利が低い時があったと思えば、金融情勢によって金利が大きく上がることもあります。

固定金利よりも金利が低く設定されていることが多いため、パッと見は支払額も少なく済むように感じるかもしれませんが、情勢の変化によって支払額が大きく増える可能性もあります。
支払額が変動する可能性があるので、安定した支払いとは言えないかもしれませんが、金利が低く設定されているので利用者は多くいます。

どちらが良いか

借入額、今後の金融情勢などにより変化がある分野ですので一概に「こっちが得！」とは言い切れません。

固定金利には、金利が変動しないので先々の計画が立てやすいメリットがありますし、
変動金利には比較的金利が低いというメリットがあります。

今後の金融情勢が不透明で、将来が心配な場合は固定金利を選択し
今後も金利が上がることが予想されなければ変動金利を選ぶのが賢いかもしれません。

しかし、今後の金融情勢は素人目ではなかなか判断できませんのでプロに相談するべきでしょう。

金利タイプの変更

固定金利、変動金利の金利タイプを返済期間中に変更することも可能です。
ここ最近は変動金利ですと金利1%以下での住宅ローンも可能です。そのため変動金利を選択する方は多くおられます。

変動金利で返済している方の多くは「金利が上昇し出したら固定に変更しよう」と考えるかもしれません。
しかし、変動金利での金利が高くなっているということは固定金利の金利額も高くなっています。基本的には変動金利よりも固定金利の方が高い金利が設定されているので、変動型金利から固定金利へ変更して金利が下がることはありません。

シミュレーション

将来のことを考えてみてください。
現在の変動金利が0.7%、固定金利が1.5%だとします。あなたは金利の低さから変動金利を選択しました。

しかし、変動金利がどんどん上昇し、現在の10倍になったとしましょう。その時の金利は7%です。
あなたは7%の金利を支払わなければいけませんが、同じ時期に固定金利でローンを組んだ人は1.5%の金利だけを支払っています。その差はとてつもなく大きいですよね。

金利が上昇している途中、例えば金利が2%になった時点であなたが金利タイプの変更を行ったとすると、将来的にずっと2%の金利だけを支払います。
・・・違いますよね？
変動金利が2%になったということは固定金利はもっと上昇しています。この流れで行くとその時の固定金利は4%ほどでしょうか。

一気に金利が上昇したように感じますが、7%まで上昇するよりは4%の時点で変更した方が賢いですよね？
でも、その予想ができませんよね。

住宅ローンのご相談

金利は予想はできますが、確定的なことが言えません。
今後の情勢を予測し、自分の生活スタイル、返済スタイルに合わせたタイプ選択が大切です。

Filmでは、住宅ローンのご相談も承っております。
現在の状態、将来の設計に合わせたご提案をさせていただきます。

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