寝室は、あなたにとってどんな役割があると思いますか？
”寝る部屋”として、リラックスし、1日の疲れをとる場所だと思いませんか？また、寝ている最中に次の日へのエネルギー補充もしてくれます。
良い環境の寝室で寝ることで、良い睡眠がとることができるということです。

寝室は家の中のどんな場所に置く？

寝室は、家の中のどこに置くのが良いのでしょうか。やはり日当たりの良い場所である南側が良いです。東に窓があれば、朝日を浴びることができるので更に良いです。
なぜ日光を浴びた方が良いのかというと、朝日を浴びて起きると目覚めが良く、脳が活性化するからです。

寝室の置く場所は、1階と2階で悩んでいませんか？数年後のあなたを想像してみましょう。
今は、楽々と2階へ登れているかもしれませんが、お年寄りになると階段も危ないことになります。今現在で元気なら、2階に寝室を置くことをオススメします。
夏は暑いですが、冬は暖かいですし、テレビがあるリビングと寝室のメリハリがつきます。

一戸建ての家は、1階に広いリビングやキッチン、お風呂など生活に欠かせない場所がたくさんあります。そこに寝室を加えると、よほど広い家でない限り、十分な広さの寝室を作ることは難しいかもしれませんよね。お年寄りになってから、1階で全ての生活が行えるように、1階には畳の部屋などを作っておくことをオススメします。

子供の部屋はどこが良い？

子供の部屋も、日当たりの良い南や東側に置くことが良いです。朝日は子供の成長にも良い影響を与えてくれます。また、泥棒が1階から入ってきた時のために、子供の部屋は2階へ置くことが多いようです。
確かにもし1階に子供部屋があると、子供が成長するにつれて、戸締りについて親であるあなたが管理することが難しくなっていきます。その窓から泥棒などが侵入してきたら、まず初めに子供が狙われるので避けたいところです。

ゆっくり眠るための温度や湿度は？

日本には四季があり、夏は暑く、冬は寒いです。冷房や暖房などでカバーすることはできますが、電気代が気になったり一晩中涼しいところで寝るのには抵抗がありませんか？タイマーをかけて寝るのは良いですが、具体的にどんな温度と湿度が、人間にとって「快眠」することができるのかをご紹介していきますね。

睡眠に快適な温度は、15℃～26℃とされています。
クーラーを使わない時期に寝やすいのは、この室温のおかげです。また、湿度は50％前後が良いとされています。夏は湿気が多く、冬は湿気が少ないので乾燥しやすいです。冬の湿気が多いからといって、除湿ばかりかけていると、湿度が低くなりすぎてしまうことに気を付けてくださいね。

夏の気温が高く湿気が多い時期は、夜、家に帰って布団に入るまでに徐々に体温が下がっていきます。それでも暑い場合は、クーラーや除湿をかけますが、朝までつけないようにしましょう。つけっぱなしにして寝ると、体のだるさが残ってしまい、寝起きがつらくなってしまいます。

オススメなのは、寝る前に日中たまった部屋の”暑さ”を低温設定の冷房にて一気に下げることです。もちろん実際に寝る時は、タイマーを使って、翌日の朝の気温に体がビックリしないようにしておきましょうね。

冬は、気温が低く、湿度が低くなります。湿度が低いと、乾燥しているということになり、喉を傷めたり、風邪をひく元となるウイルスが増えてしまいます。そこで、空気清浄機や加湿器などを使って、湿度と温度を管理するようにしてみましょう♪

さいごに

寝室で寝るときの枕の向きは、北枕は縁起が悪いとされていますが、あまり信じていない人もいるようです。北枕にすると頭が冷え、南側の足はポカポカと暖かくなるという効果があります。常に北枕にしておく必要はありませんが、寝つきが悪かったり、良質な睡眠がとれていないと感じる時は、北を枕にして寝てみてはいかがでしょうか？

新築一戸建ての家をもしお考えのようであれば、寝室も、子供部屋も、数年後のことを想像したうえで、日当たりの良い南や東側を選び、将来1階に暮らすことも考えて、家の設計をしてみてくださいね。そして大切なのは温度や湿度計を設置して、体調管理に気を付けることです！

寝室は家の中でも長い時間過ごす空間です。
しっかりとした役割意識をもって住宅設計をすると住み心地のよい家になるかもしれませんね。Filmではそのような住宅設計のアドバイスも行っています。
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