いつかは庭付きの一戸建ての家を買うのが夢で、そのときには絶対にバルコニーを作りたいと思っていました。郊外にこぢんまりとした一戸建て住宅を建てることになり、長年の夢だったバルコニーをつけたいと夫と二人でどんな形がいいかいろいろと考えました。

そもそもバルコニーとベランダの違いってナンだろう？と思って調べてみると、外に張り出して屋根のあるスペースがベランダ、屋根のない開放感あふれるスペースがバルコニーという違いがあるようです。でも、このふたつが必ずしもそういう条件で分けられているわけでもないようです。

屋根のない開放感あふれるお気に入りの空間

新しい家には二階に小さなベランダがあるのですが、それとは別に車庫の屋根の部分を利用して人工木のバルコニーをつけることにしました。屋根のないまさに開放感あふれるお気に入りの空間です。本当は天然の木で作りたかったのですが、まあまあ面積も広めだし手入れがとても大変だからということで、見た目はほとんど木と変わりない人工木を使って造ることにしました。

家のベランダは面積もとても狭く、洗濯物を干したり布団を干したらすぐに一杯になってしまうのですが、この車庫の上のスペースはとても広々していて、丁度家の前の街路樹が目隠しになって通りからは見えにくいので、夏にはここでバーベキューやビヤガーデンみたいな使い方をしたいと思って夢を膨らませています。

車庫の上に作ったのは元々狭い庭をこれ以上つぶしたくなかったことと、開放感のある空間にしたかったからです。屋根がないので夜には星空も見えるので、時にはここで家族みんなで仲良くねころがって星の観察なんかをするのもいいなと思っています。それに夏になれば地域の花火大会だってここからなら良く見えそうです。

家族で楽しいプランを考え、さらに魅力的な場所に

使い方に夢が膨らんで、あれこれといろいろなプランを考えるのもとても楽しいものです。お天気がいい日にはここで朝ごはんを食べたりするのもいいし、いろいろ考えるとピザ釜があればピザを焼いてパーティーなんかも開けそうだと思ったり、洗い物ができるように手洗いスペースを作りたいとか、いろいろと希望が浮かんできます。

家は一生の中で一番大きな買い物だと思います。我が家も小さいとはいえ庭付きの一戸建てを建てたのですから、これから先はローンがたいへんです。でも、こんな風にあれもしたいこれもしたいと家族で楽しいプランを考える機会になって、今ものすごく幸せを感じています。お気に入りののバルコニーをどうすればもっともっと魅力的な場所にできるか、今さらにいろいろ楽しいプランを考えています。