あなたの家には、ウォークインクローゼットはありますか？新築の一戸建てを建てると、寝室の横などに隣接されることが多い、ウォークインクローゼット。実は、何気ない「衣裳部屋」が、あなたの生活スペースを快適なものにしてくれているのをご存知でしょうか。

私の実家は古くからある建物で、ウォークインクローゼットというオシャレなスペースはありません。なので、衣類は廊下や使っていない畳の部屋や、それぞれの部屋に置いてあります。廊下には市販のハンガーパイプが置いてあり、コートなどが吊るしてありますが、そのせいで廊下が狭くなっています。また、部屋には伸縮棒が設置され、たくさんの服が吊るされていて、部屋の雰囲気は衣類だらけで落ち着かないです。

では、ウォークインクローゼットとは何なのか、メリットやオススメの広さ・レイアウトは何なのかについてご紹介していきます。是非ご覧ください！

ウォークインクローゼットとは？

ウォークインクローゼットは、1つの部屋として設けられ、ドアや引き戸が1つあり、人が中に入ることができるように通路があります。主な広さは3帖以上です。レイアウトによっては、右側も左側にも衣類などを収納することができます。特に寝室に隣接していることが多く、ウォークインクローゼットの中で着替えや身支度ができるような広さのものもあります。

便利なスペースですが、人の出入り回数が少ないので、湿気がたまりやすく、衣類などにカビが生えやすいような環境となっています。大切な衣類にカビが生えないためにも、重要なのはウォークインクローゼット内の「換気」をすることとなっています。

メリットについて

ウォークインクローゼットには、以下のようなメリットがあります。

◆生活スペースをスッキリさせてくれる
◆年中、衣類が吊り下げておくことができる
◆着替え・身支度ができる

1つの部屋として存在するため、衣類や身支度に必要なものをはじめ、アクセサリーなどの小物や使っていないおもちゃなどを、まとめてしまっておくことができます。これにより、普段使う生活スペースである、リビングや寝室、子供部屋には無駄な物を置くことがなく、スッキリとさせてくれます。

また、服をかけるハンガーパイプを設置すれば、1年中衣類を「吊り下げた」かたちで収納することができます。衣替えの時期などに、いちいちタンスと向き合って、衣類を入れ替える必要がありません。

ウォークインクローゼットは、3帖や6帖、それ以上の広さを設けることができます。広さによっては全身鏡などを置くことができ、その中で着替えや身支度ができます。

オススメな広さとレイアウトはコレ！

出かける際には必ず使う部屋だからこそ、ただの衣類などの収納スペースや物置などではなく、普段から使えるような部屋にしてみるのはいかがでしょうか？着替えができるほど通路にゆとりをもたせることがオススメです。

また、ウォークインクローゼット内のレイアウトには様々なものがあり、建設会社と相談することであなただけの部屋を作ることができます。オススメなのは、右側にはハンガーパイプを、左側には上部に棚のみを設け、市販の衣類BOXが置けるスペースを作ることです。両側にハンガーパイプがあると、衣類をたくさん吊るすことができますが、狭く感じられます。また、靴下や下着などを入れた衣類BOXは、収納スペースや高さが限られてしまいます。

ウォークインクローゼットの中は、どんなイメージがありますか？薄暗そうだと感じませんか？換気が重要だとお伝えしましたが、薄暗さを無くすためにも、簡単に換気をするためにも、「窓」を付けてみてはいかがでしょうか。窓のおかげで日中は、電気を付ける必要がなくなるので、電気代の節約もできますよ。

また、壁や棚などは「白」を基調とするのがオススメです。どの色ともマッチしてくれる白色は、ハンガーにかけた服が映えて見えますし、色別に並べるとカラフルで綺麗です。

まとめ

以上、ウォークインクローゼットのメリットや魅力についてご紹介してきました。衣類に限らず、身支度のスペースとして、アクセサリーなどの小物や、シューズなどを収納してもOKです。また、現在使っていない和室や押入れなどを、リフォームしてウォークインクローゼットにすることもできます。

お気に入りの洋服が詰まった、素敵で夢のような宝箱のウォークインクローゼット。あなただけのコーディネート部屋を作ってみてはいかがでしょうか？