廊下もおしゃれな空間に…

廊下に飾り棚をつけることを是非おすすめします。

マンションでもできないことはないでしょうが、建屋構造上のこともあって、マンションの場合は建設会社や管理事務所にも確認しなければならないのでしょうが、
一戸建ての場合は、施工業者に相談すれば、割合簡単に飾り棚をつけることができるはずですので、お試しされたらいいでしょう。

その点では、改築やレイアウト変更などをお考えのときは、絶好のチャンスと言えます。
考えてみれば、廊下の横はほとんどが引き戸とか壁とかドアがついていますから、飾り棚などをつけるスペースはありません。

また、そういう発想が浮かんでこないほど、制限されている場所と言っていいでしょう。 でも、建物構造をしっかり把握すると、そうでもないことに気づくはずです。

空間を有効活用

廊下の横の壁ですが、柱や板、ボード、壁紙などで作られていますが、鉄筋コンクリート製でないかぎり、木造主体の家では、中は空洞がほとんどのはずなのです。
もちろん、電気や電話の配線や排水設備が通っていることもないことはありませんが。 そうなると、考えようによっては、家の中に勿体ない空間が存在しているということになります。

通常は、壁は絵画やポスターなどを飾りますが、廊下の壁は、余程のことがないかぎり、何もしないで壁そのものとなっています。
その壁の柱や棒、板など骨組みのものを活用する形で、空洞を活かし、外へ向けての飾り棚をいくつか作れば、とてもおしゃれなものに仕上がります。

センスのある人であれば、一面の飾り棚ではなく、ところどころに設け、あるいは高さも変えて、お気に入りの置物やお人形などを置けば、素敵な場所になること間違いありません。場合によると、ロマンティックなスタンドを置いて照明に工夫をするというようなことだって可能です。

あるいは、趣味で集めたコレクションの展示場所として、自分が楽しんだり、お客様にご覧いただくにも、絶好の場所となります。

少し余計な手を加えることになりますので、建築業者さんや大工さんは、あまりいい顔をしないかも知れませんし、お金も少し余計にかかることになりますが、
すてきな空間のためにはやむを得ないでしょう。

そして、このことを応用すると、家中のあちこちでもっと便利で、使いやすく、スマートな場所ができてきます。

トイレの収納庫

たとえばトイレですが、予備のトイレットペーパーは、大概の場合、トイレの水タンクの上に設置された棚板や小さなロッカーにしまわれますが、トイレの壁に小さな収納庫を作り、開き戸の中にトイレットペーパーをしまっておくこともできますし、飾り棚も可能というわけです。

空間を上手に利用するということでもおすすめです。