結婚をして住まいを設けて生活をしていくとなった時には、家事や育児をしやすい住環境を手に入れたいものですが、そのためには、家の中の空間の質を高めると良いものです。
キッチンをかわいくして、料理のやる気が出るようにしたり、小上がりをつくって子供が楽しめるスペースを確保する、または家族そろって会話が楽しくなるような広々として雰囲気の良いリビングを設けるというのも良いです。

個人の時間もとても大切

家族のお気に入りの空間が、どれだけつくれるかというのが大切になってくると言えます。
しかし、家族そろって暮らしていくとは言え、個人の時間というのも大切なもの。日々の家事や育児をちょっと忘れてリラックスできる自分だけのお気に入り空間をつくっておくということも、とても大切なことです。

本好きにはたまらない、憧れの書籍

例えば、本が好きな人にとっての憧れの空間といえば書斎です。束の間、家の仕事のことを忘れて、大好きな本に囲まれながら過ごす時間と言うのは、心を落ち着かせてくれるものです。 もし蔵書の量がとても多く、今後も大切に取っておくことが予想される場合には、思い切って本棚を造り付けにして、本格的な書斎をつくってみるのも良いものです。

後から本の量がかなり減り、その状態がそのまま続いていくことが予想される場合だと、棚がスカスカになってしまい、造り付けだと簡単に移動や処分ができなくなるので注意が必要ですが、本を宝物のように大切にしている人は、造り付けにして本をオシャレにディスプレイして楽しむのも良いものです。

壁紙に絵を飾ると上質な空間に

なお、蔵書の量が膨大な場合には、部屋のすべての壁面が本で埋まってしまうでしょうが、そこまでの量ではなく、空く面が出てくる場合には、その面だけ壁紙を素敵な柄のものにして、そこに絵を飾ってみるのも良いものです。

こうするだけで、雰囲気は随分と変わって上質な空間ができあがるものです。もしインテリアや建築関係、美術書など、オシャレな書籍をたくさん持っているようであれば、そういった書籍との相性も考えながらディスプレイを楽しんでみるのも面白いものです。

アイテムに凝ってさらにお気に入れの書斎に

なお、リラックスできる自分だけの最高のお気に入り空間をつくると考えた場合には、さらにアイテムに凝って、オシャレなラグを敷いて、その上に一人用のソファを置いてみるのも良いでしょう。 何か飲み物を飲みながらくつろげるように、ちょっとしたテーブルがあっても良いものです。

あまり物があり過ぎると圧迫感が出てしまうかもしれませんから、サイズ感に気をつけながら、こういった家具類などもそろえていくと、さらにお気に入りの書斎にすることができるでしょう。