猫と人とが一緒に暮らすための家づくり、場所づくり

2016.02.09 -----

猫と人とが一緒に暮らすための家づくり、場所づくり

猫と人とが暮らすための家づくりを考える

自由気ままな猫。猫と人間が一緒に暮らすための生活スタイルを、筆者の例を元にまとめてみました。猫は高いところを好んで陣取ろうとするので、同居人は「ここならいても大丈夫」という高い場所をあらかじめ用意しておくと棲み分けができます。人間や犬は縦横で生活しますが猫たちは高さも加えて生活します。気配を消すのも実にうまい。所定の場所を作っておかないと、不意に頭上をとられても気が付かないといったこともあります。そして、そこからジャンプされると、同居人としては心臓が止まるくらいびっくりします。

猫の手はとても器用

猫は上手に手(前足)を使います。引き戸を開けるくらいはお手の物です。猫に入ってほしくない場所はドアにするといいようです。人間をよく見ていて、バンドル式のドアだと開けてしまいます。ドアにカギをつけるか、ノブ式のドアにするといいでしょう。古いサッシのカギも開けちゃいます。最近は凹凸のないカギもありますから、外に出したくない場合はサッシのカギも変えると良いですね。

インテリアは猫の遊び道具

風に揺れるカーテンは彼らの格好の遊び道具になります。揺れるカーテンを猫パンチしている姿は天使のようですが、彼らはカーテンの動きが単調でつまらないものになると華麗に登っていきます。そしてカーテンはボロボロに…。ブラインドかロールカーテンにすると登りません。

高貴な和室。日本人なら家に一室はほしいところです。畳は人間には気持ちの良いものですが、彼らには広大な爪とぎ場所にしか見えないようです。とても気持ちよさそうに爪とぎをします。中には畳に興味がない子(猫?)もいると聞いたことがありますが、(うちの)被験猫3匹は嬉しそうに畳に食いつきました。

壁も直角に天井のところまで登ってゆけるので、クロスははがれてしまいます。この場合、壁を全面無垢の羽目板にする方法はどうかと考えて実験してみました。被験猫3匹は桧の羽目板は匂いが気に入らないのか興味がないようです。杉は少々爪とぎをしますが手ごたえが柔らかすぎるのかいまいち気に入らないようです。米松は固すぎてやる気がおきないようです。パイン材は程よい硬さのようで、とてもよく爪とぎします。家具ですと机も引き出しもボロボロになります。

ちなみに、部屋の壁や床、天井の面積の3分の2くらいまでを木にすると安眠効果が期待できるそうです。不思議なことに全面を木にすると安眠効果は下がっていくそうです。

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