あなたのお家には、出窓はありますか？また、これから新築一戸建てを建てる予定の方は、出窓をつけるかどうかお悩み中ではありませんか？そんな方に今回は、出窓とは何か、出窓をつけることで良いことは何か、オススメな設計パターンについてご紹介していきます。是非ご覧ください。

出窓って何？

出窓とは、お家の壁から外に突き出している窓のことで、お家を外から見て、窓が壁よりはみだしている部分のことを言います。張り出し窓とも呼び、外へ張り出している部分が弓の形の場合は”ボウウィンドゥ”、台形の場合は”ベイウィンドゥ”と言います。

建築基準法では、床から30cm以上で、張り出している部分の長さが50cm未満の場合、外へ突き出している部分は床面積に含まれません。つまり、出窓の部分は延床面積の1つとして認められないので、固定資産税の対策などをすることができます。

また出窓は、はめ殺しの窓ガラスと、立てや横へスライドして開く窓ガラスなどを組み合わせるなど、自由自在な形を作ることができます。また、家の中からは置物を置いたりなどしてインテリアを楽しむこともできます。つまり出窓は、外からも中からも、あなたのお好みのデザインを作ることができるのです。

出窓をつけるメリットとは

出窓のメリットは以下のようなものがあります。

◆窓ガラスが大きいと部屋が明るい
◆部屋の中の空間を広く使うことができる
◆花や観葉植物、雑貨などが置ける
◆外から見てお家のアクセントになる

出窓は、大きなものを作ることで、部屋の中へ入る日の光を多く入れることができます。また、部屋の一部が外へ出っ張っているということになるので、その部分を使って、物を置く収納スペースができたり、デスクとして勉強などをすることもできます。

家の外観は、窓やサッシの色、フラワーボックス、またはサンルームやウッドデッキなどの外構で、何の変化もない壁にアクセントをつけることができます。出窓も、その中の1つとして、家の外観にアクセントをつける役割を果たしてくれます。

オススメな設計パターンをご紹介

では、出窓のオススメな設計パターンをご紹介していきます。出窓は断熱性能に優れていない窓ガラスを使用すると、夏は暑さを、冬は寒さを部屋の中へダイレクトに伝えてしまいます。結局カーテンをひきっぱなしにして、出窓自体を有効活用することができなくなってしまいます。

また、このようなガラスを使用すると、結露が貯まりやすくなり、出窓の天井から雨漏りをしたり、物を置く場所が濡れたりしてしまいます。なので、出窓は、断熱性能に優れている窓ガラスを使うことをオススメします。結露に対して不安がある方は、お風呂の窓を出窓にしてみてはいかがでしょうか？お風呂は元々濡れる場所です。結露しても気になりませんし、張り出した部分にシャンプーやリンスなどを置いたり、子供のおもちゃを置いたりすることができます。

出窓に花や観葉植物を置くと、家の中からも外からも”緑”を感じることができ、癒されます。オススメとして、吊る下げるタイプのプランターがあります。つっぱり棒（伸縮棒）を窓付近に設置したり、カーテンレールを使ったりして、植物を吊り下げてみましょう。物を置くスペースは、掃除が楽々行えます。更に、出窓では花や植物が喜ぶ日の光をダイレクトに浴びさせることができます。もし、カーテンを引きたい場合でも、部屋の中と出窓の間に引けば、花や植物はそのまま日の光を浴び続けることができます。つまり出窓は、植物などを育てる場所として有効活用ができるのです。

他にも、出窓を広くしてテーブルとして使うことができます。そこで読書をしたり勉強をしたり、編み物などをしたりと、あなたの趣味をする場所として設けてみてはいかがでしょうか。また、10月にはハロウィングッズ、12月にはクリスマスグッズ、年末年始には正月グッズなどの雑貨を置くと、季節ごとの雰囲気を楽しむことができます。

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まとめ

以上、出窓のメリットとオススメあなたもについてご紹介してきました。出窓は、外から見ると、お家の1つのアクセントとして大きな印象を与えてくれるとともに、出窓に置いた物を、外から見る人に楽しんでもらうこともできます。

お家の中からは、空間を広く使えるということが一番のメリットとなっていて、勉強したり趣味をしたりと、生活の一部として使うことができます。まあなたも観葉植物、雑貨などを置くことによって、インテリアを楽しむこともできます。物の置きすぎは、掃除のしにくさに繋がってしまうので、ほどほどがオススメです。お家の中からも外からも効果的な使い方のできる出窓。あなたにとってお気に入りの空間を作ってみてはいかがでしょうか？