家の中には危険がいっぱいです！
生まれたての赤ちゃんは、大きく成長するまで、自分では回避できないような危険がついてまわります。その時に守ってあげるのが親の役目ですよね。
赤ちゃんは、始めは横になっているばかりですが、寝返りをし始めてからは徐々に自分で行動し始めます。ずりばい、ハイハイ、たっち、そして1人で歩いたり走ったりするようになります。

私にも3歳になる子供がいますが、子供の成長は親にとってとても嬉しいものです。しかしながら、外はもちろん家の中にも危険は多く潜んでいます。
今回は、家の中の危険な場所についてご紹介します。

◇階段
◇机・イス
◇ポット・炊飯器・包丁
◇おふろ

親であるあなたが、子供の目線になって家の中を見てみましょう。ざっと見渡してみても、これだけ危険なものがあるということは発見していただけたでしょうか。
では、これらについての対策をご紹介していきますので、是非ご参考にしてみてくださいね。

安全対策を考えてみましょう

階段は、段差があり、上から落ちるという危険があります。
赤ちゃんは、ハイハイをし始めた頃から登ろうとしますね。また、走る頃まで成長しても、足を踏み外して転がり落ちてしまうこともあります。大人も一緒ですが・・・。
階段を登らないようにするためには、階段の前にベビーガードを置きましょう。また、階段を自分で登るようになるまでに、手すりやフットライトをつけておくことをオススメします。

机・イスは、角に頭をぶつけてしまう可能性があったり、乗って落ちる危険があります。
100円均一にも売っていますが、ガードをつけておくことをオススメします。また、丸みを帯びた机や、子供の成長に合わせて高さを変えられるイスを用意するのも良いですね。

ご飯を食べる時、あなたの家庭はどのようにして食卓を囲んでいますか？
私の家では、床にテーブルを置き、子供には小さなイスに座ってもらっています。テーブルは、イスから落ちる危険があるということと、食べ物や食器などを落とした時に、私が立って拾うのが面倒だったからです。危険も少なく、親の手間も省けるので子供が3歳になるくらいまでは床に座ってご飯を食べるのもいいかもしれませんね。

ポット・炊飯器・包丁は、キッチン周りに置くものです。
それが何か分かっていない年齢の赤ちゃんは、好奇心から何でも手に取り口に入れたがります。ポットや炊飯器は熱い物なので、手の届かないところへ置くのが良いです。
家を建てる予定のある方は、置く場所を決め、家電製品を置く場合は近くにコンセントをつけておきましょう。

包丁も触るだけで危険です。使っている最中は手の届かない場所へ置くようにし、使わない時はシンクの下へ収納してしまいましょう。
濡れているから出しておくのではなく、ふきんなどで拭くようにしてなるべくすぐに収納することをオススメします。
レバーを引かないと取り出せないような包丁専用の収納があるともっと良いです。

お風呂は、子供にとって水遊びの絶好のチャンスです。
思わず走ったりしてしまうこともあって、親として焦ることが良くあります。洗い場は、床が濡れると滑ってこけてしまう危険があります。こけた時に蛇口に頭をぶつけたり浴槽にぶつけたりしたら大変です。
お風呂の洗い場については、すぐに乾くような床や、フワフワとしている床に変えることをオススメします。子供が走っても滑ることは無いですし、万が一転倒しても、柔らかいので安心ですね。
お風呂を設計するときに自分たちの使いやすさ、子供の安全性、その両面を考えた設計をしていきましょう。

安心して楽しく暮らしましょう

このように家の中には、0歳の赤ちゃんから、成長した大人にまで危険が及ぶ場所があることは分かっていただけたでしょうか。
大人は自分で回避できますが、小さな子供は危ないということを知らないので、何でも触ってしまいます。また、しっかり歩けるようになるまでは、よろけたりつまずいたりしても自分で手をつくことが出来ません。そこで、親であるあなたが安全な場所を作り、お互いに安心して生活ができる家を作ってみてはいかがでしょうか？

10畳ほどの広いフローリングがあれば、そこでおもちゃを広げたり、伸び伸びと遊んだりすることもできます。
子供の成長に合わせた家つくりに関しても、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
あなたに、あなたのご家族にピッタリの住宅設計をご提案させていただきます。

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