憧れの世界にひとつだけのオーダーメイド家具

タイミングとしては「家を建てる」時に多いのでしょうが、マンションを購入した時など「一生涯住むことが出来る家」を手に入れると、「世界にひとつだけのオーダーメイド家具」が欲しくなるのは必然だと思います。私自身、特には強いこだわりなど無かった（と思う）のですが、いざ家を建てるとなった時には色々な部分で自分の要望を推してしまいました。

一生に一度の買い物ですし、何よりも「満足出来る」ものでなければ勿体ないですから、出来る限り自分はどういった希望を持っているのかについては家族会議で話し合いました。家全体のデザインに関しては、友人の家やモデルルームなどを参考にしてみんなで話し合って決めていきました。ですが、「寝室」に関しては私の希望であったオーダーメイド家具を使ってデザインすることを許してもらい、さっそく色々なところに相談しに行きました。

昔ながらの職人さんがやっている家具店でのオーダー

世の中には、有名なブランド家具やデザイナーというような会社・人が居て、世界的に認められる素晴らしいものを次々と生み出しています。もちろん、私も本心ではそういった「誰に見せても恥ずかしくないバックボーン」に憧れない訳では無いのですが、価値と価格のバランスが悪いと感じていたこともあって「より庶民的なオーダーメイド家具」を使って満足出来ることを目指しました。

幸い、私の地元は家具の町だったので、両親や古い友人など多少のコネがありました。そこで、一番良い（自分の要望を伝えやすい）と思った家具店に行き、自分が作ってもらいたい内容を相談しました。

昔ながらの職人さんがやっている家具店だったので、「とにかく良いものが欲しい」と伝えると「任せろ」と言ってくれたのでとても安心できました。最終的にどうなるかは別にしても、職人が「任せろ」と言ってくれると何となくそれだけで「良かった」と思える安心感があります。

如何に洗練されたデザインにできるか・・・

私の強いこだわりとして、「如何に洗練されたデザインにできるか」というものがあったため、必要な機能を網羅しつつシンプルで主張が強くないデザインになるように職人さんと話し合いました。こちらはずぶの素人ですので、希望を伝えるだけ伝えて実現可能かどうか、方法としてはどんなものがあるのかを提案してもらいながら固めていくという感じでした。その為、作成に入るまでに3か月近くかかってしまいました。

ですが、最終的に満足出来るものが出来上がったので良かったと思います。全ての希望が叶った訳ではありませんが、それでも既製品よりは間違いなく使いやすく機能的なので十分だと思います。