結婚時、あってよかったもの、なくてもよかったもの

実はワタクシ、結婚してもうかなり経ちます(突然ですが)。
子ども達も高校を卒業しようか、という年頃ですもんね。
私は仲間内ではちょっと遅めの結婚でしたが、それでも世の中は「結婚式はするものだ」という風潮でした。
なので。
「花嫁道具」をまぁ、そこそこ持ってお嫁入りしたわけです。
今回はそのときのことを少し振り返ってみたいと思います。

いらなかったな、コレ。　第一位

家具を家族で見に行ったときから、「これはいらないわ」と言ったのに嫁入り道具の一つとして持たされたもの。ドレッサー。
「全身を映す姿見があればそれでいい」と思っていたのに、「お約束です」な空気感で購入が決まりました。
「いらなかったら、リサイクル店に売っちゃえばいい」とその時は思って、親の好きなようにしてもらいました。
ところが・・・もうあれから２０年。
部屋にはデーンと居座っているドレッサー。
実はあまり使わないので（姿見としてしか使わない）、数年前に手放そうと思いました。
が。家からは持ち出せず、うっかり残ったまま。
「買って損した！」というには親不孝な気もするのですが、タイミングがずれてしまい手放す機会を失ってしまいました。
またそのうちチャレンジする予定です。

あってよかった、コレ。　第一位

電子レンジ。これがホントに重宝しました。嫁ぎ先にはレンジがなかったのです。
お弁当作りもこれなしでは始まりません。
そうそう乾燥機もなかったので持っていきましたね。
北陸に住むには、ホントありがたい。
電子レンジはこの２０年でもう３代目。
洗濯機と、乾燥機はいつのまにか洗濯乾燥機となって４代目になります。
（家族が多いので洗濯回数はたぶん一般家庭の倍はあると思います。なのですぐダメになります。）

こんなふうに振り返って考えると、家具よりも家電のほうが実用性もあって購入後に後悔も少ないようですね。
結婚の時には大きいお金が動きます。なので、気も大きくなって本人はそんなに欲しくなくても、親の希望で娘に持たせるようなこともあり得ます(私の親みたいに)。親の気持ちも有難いのですが、その後それを使って生活していくのは親ではありませんね。自分自身です。
モノを買った後、「どのようにつきあっていくか？」を具体的にイメージすることが後悔しないためにも必要なことといえます。一旦、家の中にモノを入れてしまうと、家の外に出すのは一苦労です。覚えておいてくださいね。

福井お片づけ倶楽部
薮下智子