おうちの顔といえば、なんといっても玄関！

家を建てるとき、我が家では玄関をとくにこだわって作りました。今でも日課として、毎朝きれいにほうきではいて、靴をそろえて、いつお客様が来てもいいように整えています。

こだわりのインテリアとして、まず、ニッチをたくさん設けています。家を建てるときに大工さんにお願いして、施工出来る場所には極力施工してもらいました。玄関ドアはアーチ状のものをチョイスして、自分たちで壁を塗り、大好きな南欧風に仕上げてみました。塗り壁のニッチはお気に入りの小物や雑貨を飾ってもとても映えますし、クリスマスやハロウィンといった季節ものを飾っても評判がいいです。

狭い玄関を広くみせるには、鏡をおくのがおすすめです。それも小さなものではなく、姿見サイズのものです。鏡を置くと、空間が広く見えますし、何より出かけるときに服装のチェックをすれば、女子力もアップするというおまけつきです。

DIYで自分好みの収納に

もともと玄関に作り付けの靴箱などはつくらず、後からいろいろ自分たちで模様替えできるように空間を広く確保しました。収納といえるものは一つだけ、３段くらいの低めの棚を作りつけて、熱帯魚の水槽を置いたり、お気に入りの植物を置いたりしています。ちょこっとした収納にもなりますし、とても便利です。棚の前面はあえてオープンにして、手作りカーテンをつけていますが、DIYでつくった窓枠をはめ込むこともできるようにしているので、気分によって変えています。

子供が生まれて靴も少し増えたので、木製のワインの箱を改造して小さな靴箱を増設しましたが、アンティークなブルーでペイントしたので、白い空間にアクセントになって、とっても評判がいいです。もうひとつ靴を置く場所として、大きめの木製のラダーを壁に立てかけて使用しています。クリスマスにはリースを飾っても素敵です。

玄関に「白」を使うことで明るい雰囲気になります

ナチュラルな感じが好きなので、無垢材を多用していますが、空間全面が木だと思ったよりも明るくなりません。それに、木は家を建てたときは真っ白なのですが、時間がたつとだんだん飴色に変化していきます。

もちろん変化を楽しむのもいいのですが、玄関はやはり明るさを優先したかったので、なるべく「白」を基調とした色合いで構成しています。照明をオレンジのものにして間接照明にしていますが、壁が白だと反射してとてもきれいです。壁が塗り壁だとなおさらです。

昼間こられたお客様が、夜にまた来られると、「昼間と全くイメージが違うね」と言ってくださいますよ。