時間は昔から･･･

「時間」
たくさんの人に格言やことわざとして残されているものの一つですね。
ということは、以前からなかなか自分の思い通りにならないモノとして認識されていたようです。

例えば・・・
「時は金なり」
「歳月人を待たず」
「うまく使えば、時間はいつも十分にある」（ゲーテ）
「何をするにも時間は見つからないだろう。時間が欲しければ自分で作ることだ。」（バクストン）
誰にでも平等に与えられているくせに、その使い方によって自分の人生に影響を及ぼすものということもしっかり理解されていました。

本当に使える時間は？

１日は２４時間です。でも、私たちはこれを丸々全部好きに使えるわけではありません。睡眠、食事、入浴、排せつ等。人間が生きていくうえで不可欠な時間もあります。そんな時間を差し引いていくと？場合によっては１２時間、１日の半分は生きていくのに不可欠な時間で費やされる･･･そんな可能性もあります。特に主婦だと家族の世話もプラスされますね。ここから仕事をしている時間をさらに差し引くと？ほんの数時間だけが自分のために使える、ということに。

忘れがちなこと

うっかりしがちですが、時間はお金や知識、経験と違って時間は基本的に増やすことはできず、減るばかりのものです。ですから、自分の好きなことや夢に十分な時間をあて、充実した人生、時間を過ごすことができるようにしましょう。そのためにも、自分が現在どのような時間の使い方をしているのかチェックし、整理してみませんか？

大切なことは･･･

時間管理、行動管理には「優先順位をつける」ということが必要になります。また「やらないことを決める」というのも重要。それをはっきりさせるためにも自分の行動を「緊急性と重要性」に分類しましょう。それぞれの行動がどこに分類されるか、どの部分の行動が多いのか確認することによって「時間の無駄」に気が付くかもしれません。注意したいことは、自分にとっての「緊急、重要」は他人のとは違います。その時の状況によって見極めて区別するようにしましょう。時間を整理することによって自分の時間の使い方の癖がわかり、改善方法まで考えることができるようになります。ここまで来たらあとは実践するのみ。結果、自分が好きに使える時間が増える→趣味や夢に向かって行動できるようになります。

まずは時間の使い方をチェックするために、家計簿ならぬ、「時間簿」をつけてみることから始めてみませんか？

福井お片づけ倶楽部　薮下智子